ホームレスでありながら、Youtube活動をしている ホームレスYoutuberめる 氏をご存知でしょうか?
彼女は若くして家を失い、職も失いながらも日々奮闘している女性です。
める氏がYoutube活動をしているのは、お金を稼ぐためでは実はありません。
現代日本にも、若い女性のホームレスがいるという事実を知ってもらいたかったと言っています。
ただ、筆者はめる氏の動画からこのようなメッセージを受け取りました。
「こんな自分でも生きてるんだから、みんなだって大丈夫」と。
今回、この記事では、なにかと謎の多いホームレスYoutubeめる氏について紹介していきます。
(出典:https://twitter.com/pikapikaso00/status/1367429872063160320/photo/1)
♢プロフィール
名前 :める
年齢 :24歳(2021年2月22日時点)
その他:不明
マイナーなYoutuberのため当然といえば当然ですが、める氏については不明なことばかりです。
ただ、自身の動画内や、他Youtuberによる取材を通じ、精神疾患を患っていることを公言しています。
ADHDや双極性障碍をお持ちとのことです。
では、める氏の生い立ちについても見ていきましょう。
♢生い立ち
複雑な家庭環境のもとで、める氏は育ちました。
本人曰く、父親はまさしくDV男、母親は精神障碍者だったとのこと。
姉もいますが、両親による虐待に加担するような人物だったという話です。
める氏への虐待は、幼稚園からずっと続いたようです。
また、学校生活でも苦労は絶えなかったそうです。
当初はイジラレ・キャラで済んでいましたが、次第に過激になり、イジメにまで発展していったようです。
ここまで聞いただけでも胸が苦しくなりますが、さらなる困難がめる氏を襲います。
学校卒業後、自立したい一心でバイトを始めますが、ADHD、双極性障害が妨げとなり、長くは続きません。
居酒屋、牛丼屋と様々なバイトをしたものの、すべてクビになってしまったそう。
現在、める氏は、“出会い喫茶”と呼ばれる場所でアルバイトをしています。
簡単に言えば、BARのなかで女性が待機し、来店した男性客からの誘いを受けるというものですね。
その仕事が、唯一の収入源のようです。
♢ホームレスになった原因
める氏は、両親から身分証明書、家の鍵、所持金、すべて奪われた状態で家を追い出されたそうです。
お金もなく、身よりもなく、保護を受けようにも身分証明書もない。
そんな状態では、ホームレスになる他に選択肢がなかったのでしょう。
※現在は、める氏の救済をしようと奮闘した人々に助けられ、身分証明書は奪還されています。
こちらの動画の概要欄に、その旨記載されています。
♢ホームレス人生
める氏は、両親による虐待がキッカケとなりホームレスとなりました。
公園内で寒さをしのいだり、階段に座りこんだりと、ギリギリの生活です。
当時、身分証明書が手元になかったため、支援を受けることは当然できません。
そんな中、どうにか出会い喫茶という仕事にありつけますが、収入が不安定なのは容易に想像できます。
食事はバナナ1本。それが、当たり前になったとめる氏は話しています。
ただ、救いの手がゼロだったかというと、そういうわけでもありません。
想いを寄せてくれる男性と恋仲になって同居したり。
ときには、仕事柄知り合った男性にホテルの宿泊代を奢ってもらうこともあったようです。
家を追い出されてからずっとホームレスだったというわけではないみたいですね。
ただ、同居にしろ、ホテルにしろ、すべて一時的なものであり、基本的にめる氏には家がありません。
そのため、たいていは公衆トイレのなかで生活をするらしいです。
ホームレス女子ナイトルーティンと称して、トイレ暮らしの生活を語る動画があります。
よければ、御覧ください。
♢現在
める氏は、現在も、多くの人に助けられながらホームレスとして生きているようです。
♢Youtuberとしてのめる氏
そもそも、ホームレスがどのようにして動画をアップしているのか不思議ですよね。
その方法としては、ホテルに宿泊した際、スマホから投稿するというもののようです。
出会い喫茶で知り合った男性とホテルに泊まるパターン。
そして、好意からホテルを手配してもらい、宿泊するパターン。
このようにして、Youtubeに動画投稿しているようです。
確かに、ホテルであればWi-Fiは繋がりますから、不可能ではありません。
また、スマホに関しては、出会い喫茶で知り合った男性からの頂き物である可能性が高そうです。
ちなみに、Simなしスマホのため、通常の回線は使用できないみたいですね。
♢なぜYoutuberになったのか
これはとてもシンプルなもので、ホームレス女子の実態を知ってもらいたいと思ったからだと言っています。
2021年4月現在、Youtubeに広告はついていませんので、収入源にするつもりはないのでしょう。
本人もハッキリと収益化しないと断言しています。
♢最後に
める氏は、Youtubeを通じて私たちになにを伝えようとしているのか。
「私でも生きられてる。だから、あなたも大丈夫」
みっともなくとも、生きることはできる。
だから、前を向いて歩いていこう。
これは私の勝手な解釈になりますが、そんなふうに言われている気がします。
気になった方は、支援の意味もこめて、ぜひ動画、SNSを見てあげてくださいね。
では、最後に各アカウントへのリンクをのせておきます。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。